作家のタイプ

カクヨム近況ノートのやり取りより。

最近、自分の物書きとしてのあり方をまた考えるようになったのですが、物書きには二つのタイプがあるんだと思います。
一つはとにかく書くのが好き、話を作るのが好きで、読者を楽しませることに喜びを感じるタイプ。
こちらは流行に合わせて柔軟に話を作ることができ、文章術やストーリー手法の学習意欲も旺盛。力がつけば面白い作品を量産できるので、プロ作家になりやすい。(特に作品が多いことは新人賞でかなり有利)
そしてもう一つは、書きたいものがすでにあって、それを(自分の納得できる)形にしたいタイプ。
はい、私です笑
「この作品じゃなきゃダメ」という気持ちがあり、自分の気持ちと乖離した作品を書いて仮に書籍化したとしても、多分あまり嬉しくないです。
本命を至高の作品に仕上げたいという一心で続けてきたので、「小説家になりたい」とはちょっと違います。より多くの人に読まれるためには、やはり書籍化(それも有名誌での漫画化まで)を目指さなければなりませんが。
前者のようなやり方で書籍化作品を出してから、肩書きを利用して本命を売り込むのが正解なのかな……とは思います。
ただ、書きたくない作品を書くのは自分の気持ち的にどうなのか……徒労に終わるかもしれないし、そんな時間あったら先に書きたい方を仕上げてしまいたい……という葛藤で身動きが取れない状態です。

追記

元々、読み手としてもかなりの偏食で、プロの作品でもほとんど読める作品がありません。そんな中で私の心を動かすのは、決まって後者の作品でした。

後者は流行と無縁な分、作者が描きたいものをひたすら突き詰めたものに仕上がります。なので時代や流行が移り変わっても、良くも悪くも魅力は変わりません。

プロとしてやって行くには難易度は高いですが、不朽の名作を生み出すポテンシャルは後者の方が高いのではないでしょうか。

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