地名一覧

【甲斐国】
 大名は来方響。最も侵蝕が進んでいる地域の一つ。妖派の活動拠点。
宝永山ほうえいさん
 大噴火により日ノ本の侵蝕を引き起こした妖峰。
八幡宿やはたじゅく
 鴉天狗の旧拠点。宿場町として賑わう。
安岐あき
 妖派の本拠地。髑髏ヶ崎館がある。鬼の伝説が残る。戦国時代には武田陰玄が拠点にしていた地。
・髑髏ヶ崎館どくろがさきやかた
 崖と川に挟まれた丘陵に建つ城。奇兵の大半がこの城に住んでいる。崖の下には湖に面して研究施設が置かれている。
米堕村よねだむら
 宝永山直下の村。伊織の出身地。

【武蔵国】
 幕府の本拠地だった国。現在は笹暮友晴が治めている。
江戸えど
 幕府が置かれていた地。五街道すべてに通じる交通の要所。経済力は幕府滅亡後も衰えを見せない。
河越かわごえ
 羽貫衆の拠点。舶来品店米蘭もあり、舟運を中心とした商都として栄えている。
大滝村おおたきむら
 武蔵坊の出身地。人里離れた村で、主に狩猟採集で生計を立てている。
猿山さるやま
 名前の通り猿が多い山。山奥には凩村がある。
凩村こがらしむら
 賎民として差別された者たちが住む村。沙羅幻樹により魔境と化した。

【信濃国】
 大名は松平兼定。朝幕の戦争の最前線地域。
栃波山とちなみやま
 皇国の進行を幾度も食い止めてきた信濃国の要衝。
伽羅倶利峠からくりとうげ
 栃波山にある峠。平安と宝永、二度にわたって壮絶な戦が行われた地。

【上野国】
 東国同盟の盟主――近藤隆介が治める地。東国同盟の事実上の拠点。
箕輪みのわ
 本城の馬橋城があり、定期的に東国同盟の会合が開かれている。
馬橋城まばしじょう
 上野国の本城。日ノ本三大河川に数えられる利流根川を背にして築かれた平城。
磁水関所じすいせきしょ
 中仙道の道中にある、日ノ本で最も重要な関所の一つ。鴉天狗に一時占拠された。

【相模国】
 東国同盟の海運の要。この国なくしては皇国に太刀打ちできないだろう。
浦嘉うらが
 日ノ本有数の港町。メラン諸島の商船の船着場。

【和泉国】
 皇国の本拠地。幕府時代には天下の台所と呼ばれ、商業の中心地として栄えた。
さかい
 日ノ本最大の港町。皇帝の御所、プロセイン公使館、総督府など、皇国の重要施設が集中している。

【越後国】
 独立勢力。大名は後継者争いに勝利した吉良義弘。信濃に勝るとも劣らぬ天険の地。
須弥仙岳しゅみせんだけ
 越後の宝永山とも呼ばれる名山。山頂に天帝が住むという伝説が残る。
鉄囲山脈てっちさんみゃく
 特異な地形を持つ山脈。須弥仙岳を中心に八座の山々が渦巻き状に連なる。
善見山城ぜんけんざんじょう
 越後の本城。鉄囲山脈の善見山と須弥仙岳の間に築かれた巨城。軍神長尾影虎の城として有名。

【駿河国】
 独立勢力。大名は九鬼影虎。宝永山に接していて、ヒューゴらが侵蝕の調査で訪れたこともあるという。

【志摩国】
 九鬼家の旧領。朝廷が挙兵して間もなく、隣国に攻め取られた。

【南出羽国】
 長尾家の所領。越後吉良家の新当主義弘の出身地。

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