宝永の乱の原点――ナルトの二次創作の特集。第二回からはストーリーを紹介していきます。
※ちなみにタイトルは鬼無里伝でした。漫画の端っこにちっちゃく書いてありましたw
さて、前回投稿した画像にも、大まかなプロットが書かれていましたが、この作品は十二章構成となっております(二次創作なのにこのボリュームwよっぽどナルトが好きだったんですね)。長いので今回は第一章・第二章だけ紹介します。
自由帳に絵コンテのようなものが描かれていたので、まずはそちらを。
ナルトが好きな方なら、音の四人衆は知っているでしょう。
鬼無里伝は、音の四人衆の鬼童丸と多由也が主人公(群像劇寄りですが一応)。メイン舞台は滝隠れの里となっております。
そして物語の始まりは、原作の「サスケ奪還編」の終わりから……
第一章
音五人衆の敗北
・新規登場人物
うちはサスケ……三大瞳術の写輪眼を持つ木ノ葉の忍。
鬼童丸……音五人衆。蜘蛛の能力を持つ。
多由也……音五人衆。笛の音による忍術・幻術を使う。
左近・右近……音五人衆。体を融合させる能力を持つ双子の兄弟。
次郎坊……音五人衆。大きな体格を活かした体術を得意とする。
君麻呂……音五人衆筆頭。骨を自在に操る。戦闘中に病死。
大蛇丸……音隠れの里の長。不老不死と忍術を求めている。
大蛇丸の転生の器――サスケを連れ去ることを命じられた音の五人衆は、木ノ葉と砂の追手との戦闘で敗北。サスケを音に連れ去る目的は達成したが、次郎坊・君麻呂・右近が犠牲となった。
細胞を自在に操る能力を持つ左近は、右近に庇われる形で黒秘儀危機一髪(傀儡で敵を捕獲し、四方八方から刺し殺す術)から生還。木の下敷きになっていた多由也、柔拳を喰らって動けなくなっていた鬼童丸らを双魔の術(肉体を融合させる術)で回収して、音隠れの里へ帰還した。
帰還した左近たちは、大蛇丸の転生が間に合わなかったことを告げられる。次の転生までにはあと三年。それまでの間、生き残った左近・多由也・鬼童丸はサスケの護衛を務めることとなった。
滝隠れの新鋭
・新規登場人物
鳥居タカオ……滝隠れ特別強化班の担当上忍。
北雲ライ……特別強化班。雲化の秘伝忍術を操る天才少女。
山風ヒュウ……特別強化班。七尾の人柱力フウを姉に持つ。
みぞおちタワシ……特別強化班。留学中の影狼に代わって臨時参入。
滝隠れの里は、小里でありながら尾獣(強大な力を持った魔獣。通常は人に封印されており、尾獣を封印された者は人柱力と呼ばれる)をはじめとした強力な軍事力を保有している。
その里から、選りすぐられた三人の新鋭が、中忍試験に向けて旅立とうとしていた。
第二章
中忍試験
木ノ葉隠れの里で行われる中忍試験は、筆記の一次予選、サバイバルの二次、トーナメントの本戦で構成されている。本戦で実力を示した者が中忍に昇格する。
幼少期から英才教育を受けてきた滝隠れの特別強化班は、一次予選を難なく突破するが、二次予選で雨忍の襲撃を受けてタワシが負傷する。二次予選を通過したところで、急遽三次予選の実施が告げられ、タワシは棄権を余儀なくされた。
三次予選。ヒュウの相手は木ノ葉隠れの犬塚キバ。サスケ奪還任務で活躍した精鋭である。
並はずれた嗅覚を持つキバに対し、ヒュウはゴミムシの口寄せと鱗粉隠れの術で嗅覚・視覚の攪乱を狙うが、音で居場所を突き止められあえなく敗北した。
ライの相手は雨隠れの篝。二次予選の借りもあって負けるわけにはいかない。
試合は一方的な展開となった。篝は朧分身でライの注意を引き、背後を突くが、ライは雲化で攻撃を受け流した。そして暗雲層の術を繰り出した。この暗雲の中では、チャクラ(忍術の発動などに必要なエネルギー)を素にした物質はすべて気化される。篝はなすすべもなく敗れ、ライは本戦進出を決めた。
本戦。ライの一回戦の相手は木ノ葉のテンテン。忍具の達人として名を知られる強者だが、物理攻撃の利かないライにとってはやりやすい相手だ。
ライは雲海層の術と幻術を掛け合わせ、テンテンに試験官を敵と錯覚させた。試験官に攻撃を仕掛けたテンテンは反則負けとなるが、ライも失格となった。しかしライは実力は認められ、見事中忍昇格を果たした。
まずまずの結果を残し、特別強化班は意気揚々と滝隠れの里に帰っていった。
今日はここまで。
次回は第三章。サスケと音五人衆残党がある任務で滝隠れの里に向かいます!
コメントを残す